飲食店や医薬品の小売業を始める前に、「保健所の許可が必要ですよ!」と言われたことはないでしょうか?
今回は保健所に係る許可をわかりやすく説明し、お客様が自分のお店を開くために、どんな営業許可が必要なのか、一緒に確認しましょう!
保健所で申請できる営業許可は
保健所と言ったら、「健康保険関係かな」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、業務内容が全然違います。
健康保険は日本国民が業務災害以外の病気や負傷などに関して、保険寄付を行う制度です。管轄は日本年金機構になります。
それに対して、保健所は地域住民の健康や安全を支える機関で、感染症や災害医療に関する知識の普及や向上などを行う組織です。そのため、住民の健康や安全に係る事業を行う前に、保健所の営業許可を取得しなければなりません。
保健所で申請できる営業許可は主に「食品」及び「医薬品」に関する営業許可です。詳しく見ていきましょう。
飲食店営業許可とは
飲食店を始める前に、必ず取得しないといけないのは飲食店営業許可です。しかし、飲食店に関する営業許可は40種類以上あります。飲食店営業許可だけでは営業できない場合も多いです。
飲食店営業許可だけでは足りない場合
飲食店は出す料理や食品により、飲食店営業許可以外に、他の営業許可や届出等も取得しないといけない場合があります。
飲食店営業許可+他の許認可が必要な場合
飲食店の営業許可以外、約40種類の食品関連営業許可があります。お客様に出す料理により、該当する営業許可を取得しなければなりません。
例えば、パン生地からパンを作って販売する場合、「菓子製造業」の許可が必要です。自家製の麺や豆腐を提供する場合、めん類製造業や豆腐製造業が必要です。
飲食店営業許可+届出が必要な場合
他の営業許可を取得する以外に、届出が必要な場合もあります。例えば、ふぐのような特別食材や生食用かきなど、特別な取扱いになります。
また、居酒屋など深夜で営業する必要な場合、深夜酒類提供飲食店営業開始届出が必要で、スナックやキャバクラなどのような、お客様を接待することがあれば、風俗営業許可も必要になります。
上述のように、飲食店は提供する料理や営業状況により、申請する営業許可が違います。もちろんご自身で、一つずつチェックしてから申請することも可能ですが、万が一見逃した営業許可がありましたら、営業停止になることもあります。
飲食店関連の営業許可に関して、お困りになったら、行政書士にお任せください!当事務所は営業許認可の実績が豊富で、あなたに最適なプランを提案いたします。
行政書士に相談してみよう!医薬品店舗販売営業許可とは
飲食店に関する営業許可以外、医薬品店舗販売に関する営業許可も保健所で行います。ドラックストアや薬局などを開きたい時に、必ず取得する営業許可です。
薬剤師が必要なパターンは
医薬品に関する販売は取扱う医薬品の種類により、該当する資格者を配置しなければなりません。
第一類医薬品を取扱う場合、必ず薬剤師が必要になります。また、お客様が医師から頂いた処方箋の通りに調剤する薬局も薬剤師が必要になります。
登録販売者で大丈夫なパターンは
第一類医薬品以外の第二類医薬品や第三類医薬品を販売する場合、登録販売者の資格を持つ社員が必要になります。
上述のように、もしドラッグストアを始めたいのであれば、店舗や商品、営業許可だけではなく、薬剤師や登録販売者資格を持つ人材の確保も必要です。
行政書士に相談してみよう!当事務所の保健所関連営業許可申請強み
保健所関連営業許可申請実績あり
当事務所は、医薬品店舗販売の申請実績があり、医薬品店舗販売の店舗作りはもちろん、代表行政書士は元々建設業に務めていたため、飲食店に関する消防施設や建築基準などにも詳しいです。
一級建築士事務所と提携
保健所関連の営業許可は、店舗の作りやレイアウトも審査基準になります。せっかくいい立地にあるのに、店舗の作りの問題で、営業許可が取れないのは大変もったいないです。
当事務所は経験豊富な建築士事務所と提携し、営業許可を取るためのリフォームや改装を、安心して任せられます。
不動産業者と提携
店舗の改装はもちろん、長年不動産業に携わっている当事務所代表は、数多くの不動産業者と提携しています。店舗探しからお力になれます。
派遣会社やエージェントと提携
上述のように、保健所に関連する営業許可は国家資格を持つ社員が必要な場合が多いです。当事務所は派遣業者及びエージェント業者とも提携しており、資格を持つ人材を見つけます!
相談してみよう!保健所で行う営業許可申請まとめ
保健所は日本国民や日本に住む方々の健康や安全を守るための存在です。そのため、生活に一番近い食事や健康に関わる医薬品などの営業許可は保健所で行います。
当事務所は、店舗探しから人材探しまで、提携の業者を紹介できます。お困りになったら、まずご相談ください!
相談してみよう!